黒部峡谷 宇奈月温泉駅前 フィール宇奈月

黒部峡谷 宇奈月温泉駅前 フィール宇奈月

トロッコ電車の旅

Minecart train journey

黒部峡谷をめぐる
トロッコ電車の旅

深い峡谷の大自然を、縫うように走る黒部峡谷のトロッコ電車。日本一深いⅤ字峡での電源開発の際、建築資材や人の輸送手段として利用されてきました。現在は、黒部峡谷の宇奈月から欅平まで、全長20.1キロを片道1時間20分で結びます。

旅のスタート

01

Start the Journey
旅のスタート《宇奈月駅》

フィール宇奈月の目と鼻の先、徒歩約1分の場所にある宇奈月駅。黒部峡谷鉄道の沿線には10カ所の駅がありますが、乗降できるのは始発の「宇奈月駅」、「黒薙(くろなぎ)駅」、「鐘釣(かねつり)駅」、そして終点の「欅平(けやきだいら)駅」の4駅。そのほかの駅は作業者用で、通過するのみです (4月は「笹平(ささだいら)駅」までの一部区間のみ運行で、宇奈月駅、黒薙駅のみ乗降可)。

イラスト
うなづき湖
うなづき湖

02

Lake Unazuki
車窓から眺める うなづき湖

新柳河原発電所があるうなづき湖。湖に浮かぶ古城をイメージして作られたこの発電所は別世界にタイムスリップしたような不思議な風景です。 うなづき湖には、ほかにもエメラルド色の湖面に映る赤色の湖面橋やサル専用吊り橋、仏石などの見どころもあります。

イラスト
車窓から眺める風景

03

Scenery from the Dolly
車窓から眺める風景

黒薙駅を超えると、沿線で最も険しい谷にかかる「後曳橋」に差し掛かります。その高さはなんと60メートル!車窓から見下ろすのも勇気がいるような絶景が広がります。その後も、出六峰やねずみ返しの岩壁など、景勝が楽しめます。

イラスト
鐘釣駅で途中下車
鐘釣駅で途中下車

04

Get off on the Way
鐘釣駅で途中下車

鐘釣駅を降りると、すぐ対岸に「万年雪」が見られます。1年中溶けることがない雪景色は、ちょっと涼しげな風情が味わえます。 鐘釣駅から歩いて約20分、峡谷美を堪能できる鐘釣河原に降り立つことができます。両岸から迫る断崖や、春から夏にかけての雪渓が残る風景、夏は清流の冷たさを楽しめます。また、清流のほとりでは温泉も湧き出ています。

鐘釣駅で途中下車
イラスト
終点
終点
終点

05

The Last Stop
終点 欅平駅で
黒部峡谷を散策

欅平駅を降りると、そこは真夏でもひんやりと爽やかな風に包まれます。 駅前にはビジターセンターもあり、散策やトレッキングのサポートをしてくれるガイドの方々も常駐。駅から約5分で河原展望台に到着!奥鐘山と奥鐘橋の眺望を楽しみながらゆったり足湯に浸かれば、旅の疲れが癒されます。さらに約20分歩くと、特別名勝・特別天然記念物に指定されている猿飛峡があります。黒部峡谷本流でもっとも川幅が狭いところで、サルが飛び越えたという言い伝えからその名がつけられました。猿飛峡と反対方面に行けば、人喰岩や名剣温泉、祖母谷温泉へも行けます。

終点